赤キャベツの育て方

紫キャベツということもある.赤キャベツの分類はアブラナ科,アブラナ属.ビタミンCが普通のキャベツよりも多い.美しい彩りのためサラダに用いられることが多い.赤色の原因は色素アントシアニン.酸性やアルカリ性で変色するためPH指示薬としても利用可能. 温暖地では春まき,夏まきが可能.株間は30〜40cmで植えつける.

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寒冷地蒔時          
収穫         
温暖地蒔時           
収穫         


サカタのタネ

2009年8月23日 播種
種は小さい.1ポットに3粒ずつ種を蒔き,軽く土を被せて,たっぷりと水をやる.種同士を少し離して蒔いておくと後々の管理が楽.

2009年8月29日 発芽
早くも発芽.発芽率は高い.葉や茎が少し赤っぽいため,この段階で赤キャベツであることが分かる.


9月19日 間引(一)
本葉一枚が大きくなった頃に1ポット2株になるように間引く.混み合ってくると日当たりが悪くなる.

9月22日 間引(二)
本葉二枚が大きくなった頃に生育の悪い苗をハサミで切り取り,1ポット1株にする.これで少しすっきりとなる.


2009年10月1日 虫害
本葉が虫に食われていると思ったら…やっぱりいました青虫.全て見つけ出して踏みつけて捕殺します.青虫さんゴメンナサイ.普通のキャベツよりも赤キャベツの方が若干虫が少ないです.

2009年10月3日 植付
葉が随分と食べられてしまったので,早目に畑に植え付けます.ポットよりも畑の方が成長が早いです.


2009年10月24日 追肥(一)
随分と雑草が増えてきたので,除草してから一握りの有機肥料をまく.大きくなってきました.が,まだまだ食べられなさそうです.

2009年11月23日 追肥(二)
まだ結球という訳ではないですが,二度目の追肥です.普通のキャベツに比べて赤キャベツの方が丈夫なようです.


2010年2月20日 収穫
生野菜が食べたい…ということで,まだ小さいのですが,赤キャベツを収穫することにしました.種をまくのが遅かったからか成長がゆっくりです.

2010年2月20日 生食
二つに割ると,きれいな紫.アントシアニンを含んでいて栄養価は高いはず.洗うと水が真紫になりました.千切りしてマヨネーズで頂きました.


2010年4月10日 二又
最後の収穫.二又に割れたキャベツがありました.我家では生野菜で食べることのできる貴重な食材です.

2010年4月20日 生食
この時期に生で食べることのできる貴重な野菜です.アスパラガスと苺で彩りが綺麗です.


総評: 通常のキャベツに比べてとても強くて育てやすい.また水分が少ないためか長く貯蔵しても痛みが少ない.野菜を全く買わない我家においては長い期間生食できる貴重な野菜.通常のキャベツよりもある意味お勧めです.

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