スティックセニョールの育て方

スティックセニョールはアブラナ科,アブラナ属.茎ブロッコリーともいわれ,ブロッコリーを改良して日本で開発された品種.発芽までは日陰の涼しいところで育て,本葉5枚位で畑に40cm間隔で植えつける.頂花蕾を収穫の後,細くて長い側花蕾が15本程度収穫できる.茎も柔らかくて美味しい.

   1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
寒冷地蒔時          
収穫        
温暖地蒔時         
収穫       


サカタのタネ

2009年6月14日 播種
種は茶色く丸い.発芽率を知るためにも3×3のセルポットに正確に4粒ずつ合計36粒を蒔く.ポットの中でそれぞれの種が等間隔になるようにまくと管理しやすい.

2009年6月18日 発芽
早くも4日で発芽.26の芽が出る(発芽率は72%).6月20日時点で32が発芽(発芽率89%).袋には発芽率75%以上とある.


2009年6月21日 間引
本葉が出てきてちょっとしたくらいのタイミングで,一つのポットが2株になるように間引く.そうしないと互いに邪魔して太陽にあたりにくくなる.

2009年7月18日 植付
うちのベランダは日当たりが悪いために成長しにくい.少し早めではあるが本葉が成長してきたので畑に植え付ける.


2009年8月22日 捕殺
アブラナ科の野菜にはアオムシがたくさん付く.毎週毎週十数匹を取り,軽く土に埋めて踏みつけます.アオムシさんゴメンナサイ.

2009年9月13日 花蕾
ブロッコリーの食べているところは花蕾(からい)と呼ばれる蕾(つぼみ)です.もうすぐ収穫できそうです.


2009年9月23日 収穫
花蕾と同時に側花蕾を幾つか収穫することができました.特に側花蕾は茎の部分が長いのが特徴です.

2009年9月23日 料理
ブロッコリーはやっぱり茹でてマヨネーズが一番.売り物とは比べ物にならないくらい味が濃いです.


2009年11月3日 開花
結構たくさん収穫できました.というか今も収穫中なんですが,花が咲き始めたので種が採れるかこのまま様子を見ようと思います.

2009年11月22日 収穫(一)
寒くなってきましたが…まだまだ収穫できています.そろそろ終わりかなぁという感じではあります.


2010年1月3日 収穫(二)
まだまだ収穫できています.霜が降りても枯れないですし,長期収穫できるようで家庭菜園ではかなりのお勧めです.

2010年1月23日 採種
種を採ろうと思って花も育てていたのですが,全く種が付きませんでした.そういう品種なのか育て方が悪かったのか…?.まだ収穫できていますが,ぼちぼち終わりのようです.


総評: 通常のブロッコリーは場所をとるわりに,真ん中の大きな花蕾を一つ収穫したら終わってしまいます.このスティックセニョールは一つ一つのサイズは小さいのですが,一株から側花蕾が何本も生えてくるので,長期間にわたって収穫できます.さらに寒さにも強く,だんだん元気のないブロッコリーにはなってきますが,年を越すくらいまでは収穫して食べることができます.少しづつ取れるので家庭菜園向け,ブロッコリー好きな方にはお勧めの野菜です.

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